MONEY
2023.07.13
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賃貸契約向けの損害保険に加入しておくことで、火災や盗難をはじめとする不測のトラブルに備えられます。
しかし、賃貸向け損害保険の中にも色々な種類があるため、「どの損害保険に加入したらどんな補償を受けられるんだろう?」「万全の補償を受けるためには全部の損害保険に加入しておくべきなの?」といった疑問を抱える方も少なくありません。
そこで今回は、賃貸向け損害保険の種類、加入の流れ2パターンと注意点、損害保険選びのポイント、おすすめの損害保険3つについて詳しく解説していきます。
自分自身にとってメリットの大きな損害保険を見極め、もしもの事故やトラブルの際でも充実した補償を受けられるように準備しておきましょう。
目次
リスクに備えた賃貸生活を叶えたいなら、損害保険の詳細についておさらいしておきましょう。
一口に賃貸向け損害保険と言っても、保険会社からはさまざまな種類の保険が提供されています。
損害保険の種類はもちろん、補償内容についても正しく把握し、万が一のトラブルに備えることが大切です。
以下では、賃貸物件の損害保険の補償内容、賃借人賠償責任保険、家財保険、個人賠償責任保険、もらい火で火事になった場合の損害賠償や補償に関して掘り下げていくので、「賃貸物件用の損害保険の種類が多くてそれぞれの違いが分からない」「安心して賃貸物件で暮らすためにはどの保険に入っておくのが正解なの?」といった疑問を持つ方は参考にしてくださいね。
賃貸暮らしで損害保険に加入する場合、火災保険に入るのが一般的です。
火災保険とは、その名称からも分かるように、主に火災による損害を補償するための保険のことです。
しかし、契約者に大きな過失があるケースを除いて、火災発生時に建物自体への賠償を行う必要はありません。
賃貸物件用の火災保険は、原状回復義務を果たすための部屋の修復に対する補償を行っています。
自身の家財道具を守るための家財保険なども火災保険に含まれており、契約者自身が家財保険を補償範囲に付けるかどうか選択可能です。
また、不測のトラブルに備えた賃借人賠償責任保険や個人賠償責任保険など、火災保険以外にもさまざまな賃貸物件向けの損害保険が提供されています。
賃借人賠償責任保険は、借りている賃貸物件に損害を与えてしまった場合の備えです。
火災保険とセットになっているケースが多く、火災、破裂・爆発、水ぬれなどの被害を対象としています。
契約者の不注意で賃貸物件に損害が発生しても、賃借人賠償責任保険に加入していれば賠償分を保険金でカバーできます。
ただし、あくまで偶然の事故で起きた損害に対する保険となっており、故意による事故は補償の対象外です。
寝たばこや暖房機器の消し忘れによる火災、洗濯機の排水ホースが外れたことによる水漏れなどは補償されますが、子どもが家の中で暴れたことによる壁の破損などは補償外となるため、事前に補償例をきちんと確認しておくよう心掛けましょう。
家財保険は、火災、災害、盗難などによって家財道具に損害が発生した場合の保険です。
家財のみ、もしくは家財と建物の両方を補償するものがありますが、賃貸物件では家財のみを補償する保険に加入します。
損害額から免責金額を引いた分が保険金として支払われる仕組みになっており、電化製品、家具、衣類、日用品、食器などが補償対象に含まれます。
また、1個につき30万円以上の貴金属、ジュエリー、骨董品なども補償されるものの、契約を結ぶ際に明記しておくことが補償の条件となっている点に注意が必要です。
尚、災害による被害でも、地震による被害は地震保険の対象となります。
地震への備えも確保したい場合は、地震保険に別途加入するようにしましょう。
賃貸向け損害保険の代表的なものに、個人賠償責任保険が挙げられます。
個人賠償責任保険とは、他人にケガをさせたり物を壊したりしたときに補償される保険です。
例えば、蛇口の締め忘れで借りている部屋を水浸しにしてしまった場合、自身の部屋だけでなく下の階の部屋にも損害を与えてしまう可能性があります。
被害状況によっては相手の家財道具や日用品などの修理費用を賠償する必要があり、数百万円単位の出費にもなりかねません。
個人賠償責任保険に加入しておけば、水漏れなどの事故による損害を保険でカバーできます。
費用がかさみやすい賠償金の支払いを保険金でまかなえるため、もしものトラブルでも経済的な負担を最小限に抑えられます。
賃貸物件で生活するにあたって、「アパートだと隣の部屋からのもらい火の被害に遭うリスクが高そう」「延焼で自分の部屋が損害を受けたら誰の責任なの?」といった点が気になる方もいるのではないでしょうか?
失火責任法という法律の下、失火者に重大な過失があるケースを除いて火元の家に責任を問えないという決まりになっています。
そのため、もし隣家からの延焼で自身の部屋が燃えてしまっても、焼失した家財道具などの修理・買い直しにかかる出費は自分自身が負担しなければなりません。
火災保険では、もらい火による被害もカバーされます。
燐家からの延焼によるリスクに備えたいなら、なら、あらかじめ火災保険に加入しておくことが重要です。
賃貸物件用の損害保険を検討している場合、気になるのが加入までのプロセスです。
賃貸で損害保険を契約する場合、契約者自身で加入する方法と不動産会社を通して加入する方法の2種類があります。
不動産会社によっては賃貸の契約書と保険の案内をセットで提示することもありますが、「必ず不動産屋さんに指定された保険に入らないといけないの?」「他の保険も検討した上で決めたい」といった悩みを持つ方も多いのが実情です。
ここでは、賃貸の損害保険加入の流れや注意点について詳しくお話ししていきます。
契約までのプロセスを理解することはもちろん、それぞれの加入方法における疑問も解決し、スムーズに賃貸向けの損害保険を契約しましょう。
賃貸向け損害保険に自分で加入するにあたって、保険会社の比較検討からはじめます。
各保険会社が提供するプランをチェックし、自身のニーズにマッチするものがあれば見積依頼を行います。
見積もりを取る際は、希望する補償内容や補償期間のほか、保険料の目安についても伝えておくのがおすすめです。
加入する保険会社とプランを決めたら、損害保険の契約書に目を通して条件を確認しましょう。
条件に問題がなければ、同意して契約を結びます。
その後、規定の保険料を支払うことで、損害保険の補償がスタートとなります。
保険選びから契約まで自分自身で全て行う必要があるため、時間の余裕を持って準備すると同時に見落としがないようにも注意してくださいね。
もし不動産会社を通して損害保険に加入するなら、賃貸借契約と一緒に保険申込書を受け取りましょう。
必要事項を記載し、捺印して不動産会社に返却すれば手続き完了です。
保険選びや見積請求にかかる時間や手間を大幅に防げるので、保険に詳しくない方でも安心して保険に加入できます。
ただし、自分自身が他に加入したい保険がある場合、必ずしも不動産会社が指定する保険会社を利用する必要はありません。
不動産会社が提示する保険の保険料に不満がある際も、自身が見つけた保険会社の見積もりと比較することが可能です。
もし不動産会社経由で損害保険に加入するなら、契約内容や保険料をきちんと確認・納得した上でサインするよう意識しましょう。
選び方のポイントやコツを把握しておくことで、満足度の高い賃貸向け損害保険に加入できます。
損害保険を選ぶにあたって、自分に必要な補償を見極めることが必要不可欠です。
保有する家財道具の価値なども考えて、見合った補償を受けられる保険を見つけましょう。
また、リーズナブルな保険料を実現したいなら、損害保険の補償期間に着目するのがおすすめです。
個人賠償責任保険は任意保険ですが、加入することで得られるメリットなどを理解した上で契約するか決めてくださいね。
さらに、水漏れの賠償リスクについても検討し、万全の補償と安心感を確保しましょう。
以下では、賃貸向け損害保険の選び方のポイントについて詳しくお話ししていきます。
賃貸で損害保険の加入を検討しているなら、必要な補償を見極めるようにしましょう。
損害保険には、基本補償の他にオプション補償も取り揃えられています。
「補償をたくさん付けておいた方が安心感を得られるのでは?」「オプション補償はケチらず加入しておく方がいいのでは?」と考えがちですが、地域や状況によっては必要性の低い補償も存在しています。
例えば、水害が少ないエリアで賃貸暮らしをする場合、水災関連のオプション補償に加入しても実際に使う可能性は高くありません。
もちろん、万が一の備えとしてオプション補償を付けることは大切ですが、各補償が必要になる頻度や確率を考えた上で契約することが大切です。
せっかく補償内容を充実させても、使わないまま高額な保険料だけ支払うことは避けたいものです。
不必要な補償を外すことで、保険料の節約に繋がります。
無理なく保険料を支払っていくためにも、本当に付けるべき補償を取捨選択しましょう。
賃貸向けの損害保険を契約するにあたって、家財保険の補償金額についても検討することが大切です。
家財保険に加入しておくことで、家具、家電製品、日用品に対する損害の補償を受けられます。
もし家財道具の数が多い場合や高価な家財道具を所有している場合、火災、災害、盗難などの被害に遭ったときの損害が大きくなります。
家財道具を買い直すにあたって経済的に困窮する可能性もあるため、補償金額を高額に設定しておくことがポイントです。
一方、もし家財道具が少ないようであれば、補償金額は必要最低限でも十分な傾向にあります。
補償金額が高い家財保険=保険料も高いことが一般的なので、「価値の低い家財道具しかないのに補償金額を高くしてしまった」「保険料が高くて家計の負担が大きい」といった状況に陥らないように注意しなければなりません。
むやみに補償金額を高くするのではなく、自身が持つ家財の価値と見合う補償金額を設定するよう意識しましょう。
「賃貸向けの損害保険には入りたいけどコストが気になる」「できるだけ保険料の出費を抑えたい」といった希望がある場合は、補償期間を長く設定するのがおすすめです。
一般的に、火災保険は10年間を最大として1年単位で補償期間を決められるシステムになっています。
補償期間が長ければ長いほど保険料が安い一方で、短期契約では割高になりやすい傾向にあります。
もし長期的に同じ部屋に住む予定なら、できるだけ保険の補償期間を長く設定しておきましょう。
さらに、賃貸用の損害保険の中には、保険料を一括支払いすることで料金が安くなるケースも多くなっています。
一括及び分割払いの保険料の違いを比較し、自身にとってベストな支払い方法を選ぶことが大切です。
ただし、補償期間を長くする場合は、定期的に補償内容などの見直しを行うようにしましょう。
ライフスタイルや状況に合わせた補償に変更し、常に自身のニーズを満たす補償をか確保してくださいね。
賃貸向けの損害保険に加入する際は、個人賠償責任保険の必要性についてよく考えましょう。
個人賠償責任保険は、火災保険にプラスする形で加入する仕組みになっています。
強制加入ではなく任意の保険となっているため、契約者自身が加入するか否かを決めなければなりません。
個人賠償責任保険の大きな特徴に、住宅関連以外のトラブルでも補償対象となる点が挙げられます。
例えば、自転車走行中に他人にケガを負わせた、ショッピングの最中にお店の商品を壊した、散歩をしているときに飼い犬が他人に噛みついたといったシチュエーションでも保険金が支払われるため、日常生活におけるあらゆる事故への備えを確保できます。
さらに、個人賠償責任保険は、契約者だけでなく同居している家族も補償の対象となります。
個人賠償責任保険を付けることで支払う保険料自体は増えますが、最大限の補償と安心感を手に入れたい場合はあらかじめ加入しておくよう心掛けましょう。
賃貸物件で損害保険に加入するなら、水漏れに対するリスクマネジメントも徹底しておきましょう。
自身の不注意で水漏れ事故が起きた場合、主に以下に対する損害賠償の責任が発生します。
・蛇口付近のパッキン交換
・家財道具の買い替えや修理
・フローリングなどの床材やクロスの張替え
被害状況にもよるものの、深刻なケースでは家財道具の買い替えや床材・クロスの張替えといった大掛かりな対応が必要となります。
特に2階以上の物件では、水漏れの被害が階下の住人にも及ぶ恐れがあります。
自身の部屋プラス階下の住人への補償という2倍の責任を負うことになるので、経済的な出費が非常に大きくなりやすい点に注意しましょう。
「家財道具へのダメージが大きくて予想外の損失になった」「ちょっとした不注意で数百万円の賠償責任を負うことになってしまった」といったトラブルを防ぐためにも、水漏れによる損害をカバーする保険やプランを選ぶことがポイントです。
賃貸物件向けの損害保険は、さまざまな保険会社から提供されています。
自身にとって最適な損害保険を見つけるためにも、各保険会社のプランについて把握しておくことが重要です。
ここでは、賃貸物件におすすめの損害保険として「セコム損保セコム安心マイホーム保険」「アイアル少額短期保険愛ある家財保険」「お部屋を借りるときの保険(賃貸家財総合保険)」の3つをご紹介していきます。
各保険の特徴やおすすめポイントも交えながら説明していくので、「色々な損害保険があるけど違いやメリットが分かりにくい」「選び方のコツは理解できたけど自分との相性を踏まえて探すのは難しい」といった悩みを持つ方はぜひ判断材料に役立ててくださいね。
セコム損害保険株式会社が取り扱う「セコム損保セコム安心マイホーム保険」は、保険料がリーズナブルな損害保険です。
補償範囲が異なるスリムプラン、ベーシックプラン、ワイドプランの3種類があり、希望する補償内容と保険料のバランスが取れた保険を選べます。
補償には残存物取片づけ等費用、損害範囲確定費用、仮修理費用なども含まれるため、「最小限の出費でできるだけ多くの補償を受けたい」「損害保険はコストパフォーマンスの高さを重視したい」という方に最適です。
また、賃貸物件向けのオプション補償の種類も多く、「借家人賠償責任補償特約」や「個人賠償責任補償特約」といった補償を追加することでさまざまなリスクに備えられます。
「アイアル少額短期保険愛ある家財保険」は、住友生命グループのアイアル少額短期保険株式会が販売する損害保険です。
必要最低限の賠償をカバーする「エコノミータイプ」とプラスアルファの補償を確保できる「ベーシックタイプ」の2種類があり、どちらもインターネットからの申し込みに対応しています。
「近くに代理店がないから保険加入のハードルが高い」「忙しくて日中に代理店に行く時間が取れない」といったシチュエーションでも利用しやすく、時短で保険に加入できる点が魅力です。
また、必要な補償額の目安やプラン選びのコツも公式ホームページに掲載されており、損害保険に詳しくない方でも自身に合うプランを見極めやすくなっています。
日新火災海上保険株式会社が提供する「お部屋を借りるときの保険(賃貸家財総合保険)」は、契約期間の満期に伴い自動で更新される損害保険です。
契約者自身で更新手続きを行う必要がなく、更新にかかる手間や時間を削減できます。
更新漏れの回避にも繋がるため、「保険が切れていることに気付かない状態で火事になってしまった」「更新し忘れていて損害保険で賠償金をカバーしてもらえなかった」といったトラブルを防ぎたい場合におすすめです。
また、申し込みはもちろん、引っ越し・解約に関する手続きもオンライン経由で済ませられます。
空いた時間に気軽に手続きできるので、利便性の高さを重視する方にとってメリットの大きな損害保険です。
火災、盗難、水漏れなど、賃貸物件での生活にはさまざまなトラブルがつきものです。
ちょっとした不注意で自らが加害者になってしまうこともあれば、隣家からのもらい火のように自分自身が被害に遭うケースも考えられます。
もしもの事故やトラブルに備えるためにも、賃貸物件を契約するにあたって損害保険に加入することが大切です。
損害保険には任意で加入するタイプもあり、どのような補償が必要かは契約者自身が判断しなければなりません。
あらゆるシチュエーションと損害賠償の負担をシミュレーションし、選ぶべき補償やプランを見極めましょう。
もし保険料が負担に感じる場合は、補償期間や自身が保有する家財道具の価値について考えるのがおすすめです。
身の丈に合った補償内容やプランを選ぶことで、保険料と補償のバランスが取れた保険を見つけられます。
自分自身にとって利便性の高い損害保険に加入し、リスクに備えた賃貸生活をスタートさせてくださいね。