MONEY
2022.09.06
MONEY
2022.09.06
※本ページはプロモーションが含まれています
フリーランスは、会社や組織に属さない働き方です。
自由度の高さが魅力ですが、税金や確定申告に関する知識を自分自身で身につけていかなければなりません。
税金に対して無知な状態で仕事を続けた場合、トラブルに巻き込まれる、経済的に損をしてしまうといったリスクがあります。
自分自身とフリーランス業を守るためにも、積極的に税金ついて学ぶことを意識しましょう。
この記事では、フリーランスが最初に読むべき税金本、本気で節税したいフリーランスにおすすめの税金本、フリーランスに影響があるインボイスの解説本の計9冊をご紹介していきます。
節税対策やインボイスに関する幅広い知識を身につけて、フリーランス業を成功へ導いてください。
目次
税金に関する知識がゼロの方は、基本的なことを学べる書籍に手を付けるのがおすすめです。
お金のことをきちんと理解しないまま事業を続けた場合、損害が発生したり知らぬ間に脱税行為をしたりしてしまう恐れもあります。
後々のトラブルを防ぐためにも、フリーランスと税金に関する基礎知識を身につけましょう。
ここでは、フリーランスが知っておくべき税金や経理の詳細について解説している4冊についてご紹介していきます。
損を回避する、著者が税理士TikToker、漫画、初心者のための確定申告といった異なる切り口からアプローチしているため、自分に合う本を見つけやすくなっているのが魅力です。
それでは、各税金本の概要やおすすめポイントについてお話ししていきます。
フリーランスで仕事をしている方の中には、「税金のことを全く理解してないけどトラブルになったらどうしよう?」「無知のままフリーランスを続けて損してしまうんじゃないだろうか?」といった不安や疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか?
サンクチュアリ出版が発行している「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」は、税金のいろはを学べる1冊です。
著者は大河内薫氏と若林杏樹氏となっており、若林杏樹氏の体験談なども含めて解説されています。
コミックやコラム調で記載されているので、馴染みのないお金の話でもスムーズに理解できる点がポイントです。
また、ふるさと納税やiDeCoの詳細のほか、副業や仮装通貨の確定申告、クラウドファンディングやウェブサービス費用が経費になるか否かといった具体的な例題も挙げられており、さまざまなシチュエーションに応用しやすくなっています。
「フリーランス必見! 税理士TikTokerの経理・節税Q&A」の著者は、10万人以上のSNSフォロワーを持つ税理士兼TikTokerの河南恵美氏です。
著者の人となりをSNSで事前にチェックできるので、親近感を持ちやすくなっている点がポイントです。
タイトルにも書かれているように、Q&A形式で経理と税金に関して解説しています。
全5章に分かれており、フリーランス開業、経理と節税、確定申告、節税テクニック、ビジネスステップアップについて学ぶことができます。
また、付録には青色申告の記入マニュアルも付いているので、この本1冊で経理の基本から確定申告の記入方法まで習得できる優れものです。
「あまり堅苦しい雰囲気の本は読みたくない」「手軽に読めて基礎から応用までしっかり理解できる1冊がほしい」という方は、現役TikTokerが著者の「フリーランス必見! 税理士TikTokerの経理・節税Q&A」を熟読してみましょう。
「本を読むのはめんどくさくてあまり好きじゃない」「活字を読んでいると眠たくなってしまう」という方は、「まんがで分かる フリーランス お金の教科書」を読んでみましょう。
問題提起の部分がまんがになっており、具体的な状況や悩みをイメージしやすいというメリットがあります。
自分自身の事業や状況に当てはめながら読み進めることができるので、本に苦手意識がある方に特におすすめです。
また、手順や詳細の解説に関しては、番号やイラストが多用されています。
要点やポイントが一目で分かるようになっており、フリーランスのお金事情に詳しくなくても把握しやすい点が魅力です。
尚、「まんがで分かる フリーランス お金の教科書」は、コスミック出版が発行しています。
著者は蟹めんま氏、監修者は税理士YouTuberヒロ☆氏となっており、開業、税金、保険、経費・請求書、確定申告、安定・老後、お金の増やし方について全7章にわたって解説されている1冊です。
ソシムから出版されている「何も知らなくても大丈夫! フリーランスの税金と経費と確定申告」は、フリーランスになりたての方やお金に関する知識がゼロの初心者さんに最適な書籍です。
著者は、フリーランスの節税対策に特化している税理士・脇田弥輝氏です。フリーランスと副業を始めて間もない2人のキャラクターに対して、疑問点や注意点を解説していくという流れになっています。
まんがやイラストが豊富で、全体的に読みやすくなっている点も特徴です。
また、全6章で構成されており、フリーランスと副業の比較、フリーランスのメリット・デメリット、経費として計上できるものとできないもの、青色申告を選ぶメリット、節税方法と消費税、納付方法などが含まれます。
付録は確定申告時の会計ソフト入力方法で、実際の操作方法が写真付きで掲載されています。
見ながら真似をするだけで確定申告ができるので、初心者の方でも難なく対応できる点がポイントです。
収益を上げることは、フリーランス業を長く続けていく上で必要不可欠です。
フリーランスの仕事を成功させたい方は、節税対策の徹底を心掛けましょう。
節税を意識することは、所得税、住民税、個人事業税などの納税金額を減らすことに直結します。
ただし、一口に節税と言っても、さまざまな方法や工夫ポイントが存在しています。
できるだけ多くのやり方を把握し、自分自身のビジネス経営に役立ててください。
ここでは、フリーランスにおすすめの税金本3冊について説明していきます。
フリーランスを始めて間もない方や税金に対して苦手意識がある方でも学びやすい本ばかりとなっているので、節税のノウハウを習得したい方はぜひ参考にしてください。
節税の基礎知識から学びたい方は、日本実業出版社発行の「令和改訂版 フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました」を手に取ってみましょう。
著者はフリーライター兼イラストレーターのきたみりゅうじ氏で、プロの税理士との掛け合いがベースの1冊となっています。
青色申告や税務調査といった専門的な話はもちろん、税金、社会保険、記帳業務、消費税などの基礎的な部分から学習することができます。
誰でも理解しやすい構成と詳細になっているので、「節税したいけどそもそもお金の仕組みが全く分かっていない」「フリーランスがどんな税金や保険にお金を払っているのかという段階から学び直したい」という方におすすめです。
部分的に4コマまんがやイラストなどが入っており、本を読む習慣がない方でも読み進めやすくなっています。
また、会話形式で話が進んでいく臨場感たっぷりの1冊なので、自分の状況と照らし合わせやすい点もポイントです。
フリーランス業を営んでいる方の中には、従業員を雇わずに単身で仕事をしているという方もいるのではないでしょうか?
そんなひとり社長におすすめの1冊が、「日本一わかりやすい ひとり社長の節税 〜税理士YouTuberが“本音”で教える〜」です。
ぱる出版社から発行されているこちらの書籍は、「中小企業の節税スペシャリスト」の異名を持つ田淵宏明氏が著者となっています。
経営研究所の代表取締役、代表税理士といった肩書のほか、税理士YouTuberとしても注目を集めており、税務や財務に関する豊富な知識を1冊に詰め込んでいるのが特徴です。
全8章とボリューム満点なこちらの書籍には、ひとり会社の詳細、法人化の検討、起業手続き、消費税、節税講座、節税のその先といった段階的な節税方法が記載されています。
基本編と実践編に分けられているので、確実に内容を理解してから応用していけるというメリットを感じられる1冊になっています。
経費の計上に関する知識や理解を深めたい方には、「ズバリ回答! どんな領収書でも経費で落とす方法」がおすすめです。
タイトルからも分かるように、領収書と経費計上がテーマになっています。
出版社は宝島社で、著者は元国税調査官の大村大次郎氏です。
国税調査官として働いていた経歴を活かし、節税に関するさまざまなノウハウを惜しみなく伝授している1冊です。
経費の基礎知識や、飲食代、服飾代、住宅費、交際費、人件費、医療費、レジャー費を経費として扱う方法について記載されており、実践的な節税方法を学習することができます。
尚、元国税調査官という肩書を持つ大村大次郎氏が著者となっていることから、法に触れない安全な節税対策ができるという安心感を得られる点もポイントです。
「真似するだけで節税対策に繋がるような本を求めている」「いろいろな経費に関して分野ごとに細かく教えてほしい」という方は、こちらの書籍を参考にしてみてはいかがでしょう?
インボイスに関する知識を持つことは、フリーランス業を営む上で非常に重要です。
インボイスとは、2023年10月から導入される予定のインボイス制度のことです。
正式名称は「適格請求書保存方式」となっており、売り手側が買い手側に対して請求書を発行する仕組みのことを指します。
フリーランスにもインボイス制度は適用されるため、導入開始前に概要や注意点についてきちんと把握しておくことが必要不可欠です。
インボイスを受け取ることにより、買い手側は仕入れや経費に掛かった消費税を控除できるというメリットがあります。
逆を言うとインボイスがない=消費税の全額を納税するということになってしまい、買い手側にとって非常に不利な状態になり得ます。
インボイス制度に対応していないフリーランスは仕事の機会を失う可能性もあるので、事前準備や対応を徹底しなければなりません。
尚、現時点で使われている「区分記載請求書」とは相違点も多く、正しい知識を身につけることがポイントです。
以下では、インボイス制度の仕組みや概要を分かりやすく解説している2冊の本を紹介していきます。
インボイス制度に関する知識を深めて、導入以降も活躍できるフリーランスを目指しましょう。
「インボイス制度のことをゼロから学びたい」「とりあえずフリーランスが知っておくべきインボイスの知識を身につけたい」という方には、税務研究会出版局が出版している「消費税&インボイスがざっくりわかる本」がおすすめです。
インボイスは、消費税との関わりが深い制度です。
そのため、消費税法の基礎情報を抑えておくことにより、インボイス制度導入時にスムーズに対応しやすくなるというメリットがあります。
税区分のケーススタディなども付いており、より実践的なスキルを身につけられる点もポイントです。
また、「消費税&インボイスがざっくりわかる本」は、イラストと会話形式で問題提起及び解決が説明されています。表なども多用されており、詳細や体系を視覚的に理解できる1冊です。
専門用語などもかみ砕いて説明されているので、インボイス制度や消費税に関する疑問点が多い方でも読み進めやすくなっています。
尚、こちらの書籍の著者は、高山弥生氏です。
インボイス制度や消費税に関して本格的に学びたい方は、税務研究会出版局が出版している「理解が深まる 消費税インボイス制度QA」を読んでみましょう。
著者は、1993年に税理士登録をしているベテラン税理士・金井恵美子氏となっています。
インボイス制度について全8章にわたって解説しており、概要、事業者登録制度、義務、仕入税額控除の要件、税額計算法、経理処理、電子インボイスとシステム化といった深い知識とノウハウを習得することができます。
Q&A形式で疑問点を逐一解決していけるので、「インボイス制度が始まったらフリーランスは具体的に何をしないといけないの?」「付け焼き刃ではなくきちんとインボイス制度の全容を把握したい」という方におすすめです。
また、こちらの書籍は、教科書のような表と文章をベースとした1冊です。
シンプルで読みやすい構成になっていることから、要点をしっかり押さえて知識を習得しやすいというメリットがあります。
フリーランス業を続けていく上で、税金に関して正しく理解することはとても大切です。
企業や組織に属する会社員のようにアドバイスをもらえるわけではないので、自分自身で意識的に学習する意欲を持つよう心掛けましょう。
「どんな風に勉強したらいいのか分からない」「お金のことが何も分からないままフリーランスに転身してしまった」という方は、自分と相性の良い書籍を見つけることからスタートさせてください。
書籍は、効率的に税金を理解するための最適なツールです。
まんが、会話形式、シンプル、Q&Aといったさまざまなタイプがあるので、自分が読みやすいと感じる1冊を見つけることができます。
フリーランス業の支出を自分自身で把握・管理するためにも、お金に関する基本的な情報はもちろん、節税対策やインボイス制度についてもしっかりと学ぶようにしましょう。
また、書籍を購入した後は、きちんと読み込むことがポイントです。
どんなに相性の良い書籍を見つけても、知識として習得できなければ意味がありません。
フリーランス業の収益アップ、パフォーマンス向上、リスク回避を目指したい方は、ノウハウや知識を学んでフリーランス業の発展に活かしましょう。