MONEY
2021.12.24
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フリーランスとして働く人のための非営利団体である、フリーランス協会。加入すると自動的に付帯してくる保険をはじめ、サービス内容が充実していると評判です。万が一のときに備えるための保険は、せっかくならフリーランスに特化したものがいいと考えている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、フリーランス協会が提供している保険に関する情報を中心に、フリーランス協会とはどのような団体なのか、加入するとどんなメリットがあるのかなどについて解説します。UberEats(ウーバーイーツ)配達員向けのプランも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
フリーランス協会とは、2017年に誕生した非営利団体のことです。誰もが自由に、自律した働き方が選択できる世の中を実現するために設立されました。
少しずつフリーランスという働き方がなじんできたとはいえ、まだまだ障壁が多く、誰もが選択できる働き方とはいえません。何より社会保障が手薄く、出産や育児との並行が難しかったり、万が一怪我や病気で働けなくなったら収入がゼロになってしまったりと、会社員に比べて不安要素がたくさんあります。今後は、誰がどんな働き方を選択しても、不安を感じることなく仕事に専念できるような環境づくりが必要です。
自分たちの働き方を社会に発信することで、より働きやすい土台を作りたいという考えのもと、フリーランス協会は生まれました。
フリーランス協会に加入すると、さまざまなメリットを享受することが可能です。以下では、フリーランス協会が提供しているサービスや特典について紹介します。
フリーランス協会では、さまざまなセミナーやイベントを定期的に開催しているほか、仕事探しができるデータベースの提供、フリーランス同士で交流ができる場の提供を行っています。
セミナーやイベントのテーマは、税理士に相談ができるものや、経営に関する悩みが相談できるもの、ワーケーションスポットの紹介やフリーランスが知っておくべき法律知識の紹介など、非常に豊富です。
また、提供されている「フリーランスDB」を使用すれば、仕事の受発注相手や、情報交換をしてみたい人を探すこともできます。気になる人、ぜひ一緒に仕事をしてみたい人が見つかれば、コンタクトを取って交流につなげることが可能です。
フリーランス協会に加入すると、認定ロゴの使用が認められます。名詞やポートフォリオなどに記載することで、仕事の受発注時に信頼性を上げることが可能に。
会社に属さず個人で働いているフリーランスは、どうしても信頼性に欠けてしまうため、会社によっては一緒に仕事をすることを嫌がるケースも多くあります。フリーランス協会に有料で加入していることがアピールできれば、最低限の信頼性は確保することが可能です。
フリーランス協会に加入すると、豊富なサービスをお得に受けることができます。以下で提供されているものを紹介するので、チェックしてみてください。
※以下で紹介する特典は一例であり、状況によって変更になる可能性があります。
フリーランス協会に加入する上で最大ともいえるメリットが、フリーランス専用の保険です。なかでも賠償責任保険は自動で付帯してくるため、年会費1万円の負担のみで幅広いトラブルをカバーすることが可能。月々約800円で最大1億円まで補償してくれるため、非常にお得な保険だと言えます。
ほかにも、任意で所得補償保険にも加入することができ、万が一の病気や怪我、親や配偶者の介護に備えることが可能です。フリーランスにありがちなトラブルにしっかりと対応しているため、ネット上でも高い評判を得ています。
フリーランス協会に加入しているほとんどの人が、保険を目当てに加入しているといっても過言ではないほど魅力のサービスです。
名だたる大企業も導入している「WELBOX」という福利厚生サービスが、フリーランス協会への加入と同時に自動付帯します。フリーランスにうれしい健康診断や人間ドックの割引をはじめ、全国3,000施設においてさまざまな特典を受けることができるものです。
出張で利用できる宿泊特典や、美容、グルメやショッピングなどプライベートの生活で楽しめるもの、冠婚葬祭で利用できるものなど、ジャンルは多岐にわたります。うまく使いこなせば、すぐに年会費1万円のもとが取れるほどの豊富な項目数が魅力です。
各種会計・財務に関するサービスも、お得に利用することができます。例えば、マイナビ社が提供する「MBpay」という報酬早期受取サービスなら、サービス利用料が申込金額の8%から6%に下げて利用が可能に。
ほかにも、フリーランス向け資金調達サービスの「nugget」は、初回利用手数料が無料で利用できます。士業オンライン相談やPCトラブルの相談などができる「cocrea」は、月額2,980円を無料にしてくれるのが特徴です。人気の会計ソフト「freee」も、スタンダードプラン2ヶ月分を割り引いてくれるなど、うれしい特典がそろっています。
独立したてだとなかなか開設が難しい銀行口座やクレジットカードの作成も、フリーランス協会の特典を通してお得に行うことができます。
ITフリーランス向けに作られた「テックビズカード」というクレジットカードは、新規発行でAmazonギフト券を3,000円分プレゼント。ほかにも、PayPay銀行で営業性個人口座を開設すると、手数料や利用料を割引してくれます。
上記のような特典も魅力ですが、独立後数年は銀行口座開設やクレジットカードの作成は難しいことが多いため、独立直後でも利用しやすいものが用意されているだけでも魅力といえるでしょう。
孤独に戦うフリーランスにとって、法律上のトラブルは最も怖いものといっても過言ではありません。フリーランス協会では、「ココナラ法律相談」をはじめとし、複数の法律相談サービスにおいても特典を提供しています。
「ココナラ法律相談」では、契約に関するトラブルの相談を初回無料で実施することが可能に。法律事務所を手軽に探せるプラットフォーム「Legalus」では、破産・倒産・就業補償などに関する弁護士Q&Aが無料で利用できます。
法律上のトラブルは、知識ないと不安が大きい上、ひとりで戦うのは難しいケースがほとんどです。守ってくれる存在がいないからこそ、法律相談がお得に利用できるのは非常に魅力的といえます。
自宅での仕事にうれしいWi-Fiサービス、ポートフォリオサイトやサービスサイト作成に役立つホームページ作成サービスなど、毎日の仕事に便利な特典もあります。
ホームページ作成サービス「とりあえずHP」は、パソコン操作が苦手な人でも簡単に自分のサイトを作ることができるサービスです。本来かかる初期費用を、無料で利用開始することができます。セキュリティルーターや業界屈指のセキュリティソフトを提供する「SECURIE HOME powered by Bitdefender」は、安全なリモートワーク環境を整備するために欠かせない各種ツールを提供。フリーランス協会会員に向け、特別クーポンを発行しています。
フリーランスとして安定した収入を得るためには、高いスキルを習得することが重要です。
需要の高いスキルを身につける支援をする「SkillsBuild」では、IBM社員によるコーチング・サポートや、オンライン学習コンテンツを提供しています。フリーランス協会会員であれば、無料ですべて受講することが可能です。ビジネスに必要なコミュニケーションスキルや問題解決能力、ITに関する基礎知識やデジタルマーケティングに関する知識など、多岐にわたって学習コンテンツを配信しています。
ほかにも、チャレンジし続ける女性を応援する「Waris」では、フリーランスのためのキャリア相談が割引価格で受けられる特典を用意。女性専用の「ボイスマルシェ」では、多彩な専門カウンセラーとの電話相談が初回2,000円オフで受けられます。
自宅で作業ができない人や、息抜きのために外で仕事をする日をもうけたい人にうれしい、コワーキングスペースの優待サービスもあります。提携しているコワーキングスペースは全国各地にあり、場所によって特典の内容はさまざま。なかには3ヵ月に渡ってフリーレントができたり、数万円の契約手数料が無料になったりと、魅力的な特典もあります。
作業をしている間は同じコワーキングスペース内でこどもを預かってくれるようなところや、24時間出入りが可能なところ、専用オフィスとして入居ができるところなど、さまざまな種類のコワーキングスペースが揃っている点も魅力です。
次に、フリーランス協会の保険について詳しく解説します。具体的な補償内容や保険料例なども紹介するので、参考にしてみてください。
フリーランス協会に加入すると自動的に付帯する、賠償責任保険。フリーランスが見舞われがちなトラブルをしっかりと網羅し、カバーしてくれる保険です。具体的な補償内容には、以下のようなものがあります。
フリーランス協会の賠償責任保険は補償内容が手厚いことが評判で、支払い限度額は上記項目に応じて1,000万円〜1億円と、高く設定されているのがポイントです。保険期間中の限度額も、最大で無制限、最小でも10億円と安心感が高い額で設定されています。
年会費1万円のみでここまで手厚い補償が受けられるのは、フリーランス協会最大のメリットといっても過言ではありません。
フリーランス協会では、UberEats配達員に向けた専用プランも用意しています。「傷害補償付きベネフィットプラン」というもので、入院日額1,100円・通院日額500円が受け取れる傷害補償と、先述した福利厚生サービスWELBOXが自動付帯するプランです。就業中の事故によるものはもちろん、プライベートの場合でも傷害補償が適用されます。
また、任意で業務外の賠償責任補償にも加入することができ、月々の負担は補償内容に応じて120円〜180円と安価なのが特徴です。
「フリーガル」という名称の弁護士費用保険は、報酬未払いなどのトラブルにあった場合に、弁護士へ相談をして円満解決に導けるようサポートするために生まれたプランです。トラブルを未然に防ぐ方法や、発生時の対応方法についてアドバイスをもらうことができます。
弁護士の対応が必要になった場合には、保険会社である損保ジャパン承諾のもと、弁護士費用としてかかる以下のものが保険金として支払われるのが特徴です。
1事故あたり70万円まで補償されるため、ある程度のトラブルに関する費用はまかなうことができます。
フリーランス協会の会員になると、任意で所得補償保険にも加入することができます。賠償責任保険と同様に国内初のフリーランス向け保険商品で、手厚く補償内容が提供されているのが魅力です。所得補償に加えて、障害補償や親の介護等をサポートする合計3つの保険が1つになっています。
具体的な補償内容は、以下のとおりです。
保険料は年齢や職業によって異なりますが、一例として、システムエンジニアの30歳男性で年収が500万円の人だと、月々4,605円です。
フリーランス協会に関して、ネット上ではさまざまな評判が飛び交っています。以下でいくつか代表的な評判を取り上げますので、チェックしてみてください。
まずは、良い評判から紹介します。
先述したとおり、年会費1万円だけで手厚い賠償責任保険がついてくることに魅力を感じている人が多いようです。ほとんどのトラブルがカバーできるといっても過言ではないほどの補償内容なので、心強いと感じている人の声がたくさん聞かれました。
フリーランス協会に加入すると受けられる特典やサービスは豊富にありますが、月々約800円で賠償責任保険に加入できると思うと、それだけで価値があると感じる人が多い傾向にあるようです。
フリーランス協会の会員になると、フリーランスに関する最新の情報や動向を素早くキャッチすることが可能です。ひとりで仕事をしているとなかなか情報を得る機会が少ないため、積極的に情報発信をしてくれることにより、常に最新情報を知ることができる点に魅力を感じている人が多い傾向にありました。
フリーランスを対象とした社会保障制度案がリアルタイムでどのように動いているのか、フリーランスとして安定した収入を得ている人がどんな方法で仕事を獲得しているのかなど、メルマガやブログ、セミナーなどで積極的に発信してくれます。最近では、コロナ禍において仕事を失った場合に受けられる保障は何があるか、どのように対策をすればいいかなどを共有すべく、フリーランス同士が交流する機会を提供しました。
フリーランスで働いていると、仕事に関する相談はもちろん、ちょっとした愚痴をこぼす機会すらなかなか得られないのがデメリットです。
フリーランス協会に加入することで、自分と同じ境遇の人と交流することができ、普段感じている悩みや不満を気軽に相談できる仲間が見つかったという声もありました。ささいなことが相談でき、わかりあえる仲間がいるコミュニティがあることで、孤独感が薄れると感じている人が多いようです。
孤独感はもちろん、ひとりでトラブルや悩みを解決できずにフリーランスという働き方を諦めてしまう人も多いため、評判どおり魅力的なメリットといえるでしょう。
次に、改善されるとうれしいという評判も紹介します。
そもそもコワーキングスペースが地方にはあまりなかったり、オフラインで行われるイベントが都心部でしか開催されなかったりと、地方に住んでいるとメリットが享受しきれないという声がありました。
提携しているコワーキングスペースが都心部にかたまっているというよりは、まだまだ地方にコワーキングスペース自体がさほど存在していないため、特典を利用したくてもできない人が多いようです。オフラインイベントも、地方から行こうと思うと時間も費用もかかるため、なかなか参加できず残念という声がありました。
今後よりフリーランス協会が大きな団体になっていけば、地方でのイベント開催が増える可能性もあるでしょう。
フリーランス協会への加入は、年単位でしかできません。まとめて年会費を支払う形式なので、仮に途中で解約しても精算はされない点に懸念を感じている人も一定数見受けられました。
とはいえ、月々800円ほどで保険に入れたり、ほかにも恩恵が受けられたりすることを考えると、解約を考えている人でも1年待って損はないはずです。
先述したとおり、フリーランス協会に入ると受けられる特典はかなり数多く用意されています。なかには用意されている特典を利用する機会がない人もいるため、割りに合わないという声も。
一方で、月々800円ほどで保険に入れていると考えると、ほかの特典は使えなくても気にしないという反対の声もありました。
最後に、フリーランス協会に関してよくある疑問を紹介します。
フリーランス協会は、新生銀行やマイナビ、ZOOMやPayPayなど、誰でも知っているような大企業や有名企業の多くが協賛している団体です。一般社団法人として登録されている団体なので、怪しいものではありません。設立が2017年と比較的新しく、まだあまり浸透していないことから怪しい感じてしまう人もいますが、決して怪しくはないので安心して検討してみてください。
フリーランス協会では、健康保険組合の制度を有していません。試みはあるものの、国として保険組合の新設が認められていないため、実現に至っていない状態です。各自治体の国民健康保険への加入や、前職場の健康保険への継続加入などが必須なので、忘れず加入しましょう。
継続的に協会と政府とでやり取りは続けられているため、今後何かしらの発展がある可能性もありえます。
会社員として働きながら副業を行っている人でも、フリーランス協会へ加入することは可能です。フリーランス協会では、「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人(引用:フリーランス協会)」を全面的にフリーランスと呼んでいるため、副業という形態でも加入を受け付けています。
無料会員が受けられるサービスの範囲には、保険は含まれていません。無料会員でも受けられるものは、以下のとおりです。
各種福利厚生や、コワーキングスペースの優待、保険加入などはすべて有料の一般会員になる必要があります。
フリーランスで働く人にとって、うれしい特典やサービスを豊富に提供しているフリーランス協会。今後ますますフリーランス協会としての活動や提供サービスの範囲が拡大していくことも期待できるので、最新の動向をチェックしておくのがおすすめです。
提供サービスのなかでも特に評判がいい賠償責任保険は、月々約800円の負担で手厚い補償を受けることができます。それだけでも十分に加入の価値はあるといえるので、迷っている人は本記事を参考にぜひ検討してみてください。
フリーランスが避けて通れない賠償責任に関するトラブルや、法的トラブルの対応に欠かせない弁護士への相談が、月々約800円程度でカバーできるフリーランス協会の保険。追加で任意の所得補償保険にも加入することができ、病気や怪我による入院はもちろん、親の介護や配偶者の認知症にまで備えることができます。
そのほか、フリーランスにうれしい各種サービスやツールがお得に利用できるなど、フリーランス協会へ加入するメリットは豊富です。フリーランス協会の保険に興味を持っている人は、ぜひ本記事を参考に検討してみてください。